君想う
04章



私は朝ご飯を作るために麻貴と怜君より先に起きた。




「あ…真奈、おはよ。」




先に起きたのは怜君だった。




「あ、怜君、おはよー。まだご飯できてないからそこら辺に座ってて。」




謝らなくちゃ…。



でも何て…?




「真奈、昨日麻貴から聞いたんだろ?」




先に怜君が話し出した。




「う、うん。」




「気にすんなよ。」
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