君想う



目が少し赤かったから。




「いや、大丈夫。真奈にいじめられたって言ってやるし。」




と、意地悪く笑った。




「あっ、最悪っ!!」




いつもの怜君に戻った。




「お前ら、朝からうるさい。」




寝起きの麻貴がリビングに来た。



寝起きの麻貴は機嫌が悪いんだもんなー…。




「麻貴ー…真奈がうるせー…。」




怜君がすかさず、麻貴を味方につけた。
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