君想う




「麻貴はっ!?麻貴はどこにいるんですかっ!?」




私は看護師さんを問い詰めた。




「…竹田君の双子の妹さんね?案内するわ。」




私は看護師さんの後ろをついて行った。




「ママっ…。」




病室にはママがいた。



その奥にベッド。



ベッドには…麻貴が眠っていた。




「麻貴…。」




「今は眠ってるわ。…真奈も聞いていなかったみたいね。」
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