君想う



余命はただの予定。



麻貴自身のこの言葉に私達が勇気づけられた。



そうだよ。



出産予定日だって過ぎることあるんだから。



延びる可能性だってあるんだ。




「麻貴っ。」




私は麻貴に抱きついた。




「くっつくなーっ!!」




いつものように怜君が引き離しにくる。



こんなバカ騒ぎがいつまで出来るかなんて私たちにはわからない。



でも1日でも長く3人でいたいんだ。



大好きな3人で…。
< 87 / 118 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop