金髪の君*完結



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体育館裏に着くと黒髪の男の子が俯いて立っていた。



「あのぅ…」



私が来たことに気付いてない彼に話かける。



私の声に気付いたのか勢いよく顔を上げ


「好きです!付き合ってください!!」


と叫ぶ。



−−−…



いきなりの告白に驚く。



−−今、私の顔確認しなかったよね…



「あの、飯塚雄介さんですか?」



問い掛ける私に頷く彼。



「お気持ちは嬉しいのですが…
お付き合いできません。」






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