金髪の君*完結



休み時間が終わりを告げるチャイムがなり、後から登場した一樹と一緒に、心と銀は後ろの席に戻って言った。


心とは挨拶以外会話がなく、銀や一樹と話をしていて私はボーッと聞いていた。


まだ心を見て心臓が暴れだすが、きっと時間が解決してくれるはず。



あなたの心が欲しいと我が儘を言わないから、クラスメートとして近くにいることを許して欲しい。



あなたが、私を拒むまでは…





チャイムが終わるとともに、先生が教室に入ってきたが、美穂は授業が始まっても帰って来なかった。



< 164 / 858 >

この作品をシェア

pagetop