金髪の君*完結
「ねぇーねぇー、葵ちゃんー。
マジ俺と付き合おうよー。」
「えーっと…あのー。」
あの後、先生は出欠を取り教室を出ていった。
その瞬間に机の周りに群がる生徒達。
いろいろ質問攻めされていた所に銀髪君が登場。
そして今に至る。
周りの生徒は遠慮してか少し離れて私達2人の様子を伺っている。
誰かに助けを求め周りを見るが、誰ひとり助けてくれない…
「ねぇーいいっしょー?」
「つっ…」
銀髪君は痺れをきらしたのか、肩に手を回してきた。
かっ顔が近い…
銀髪君は誰から見てもイケメンで、銀の髪の毛はウルフで、シルバーのカラコン、身長は175㌢くらい。
観察していると、何故か近づいてくる顔…
「えっ…」