金髪の君*完結


「う?えっ?はぁ?」


さっきのことを思い出し熱くなる体。

熱をもった頬を、手でパタパタと扇ぐ。


「あおちゃんってわかりやす!」


「かずくん!!」


「あはは、じゃーねー!」


逃げていく一樹を目で追うと、女子に囲まれた心が視界に入った。



彼が女の子と一緒にいる姿を見るのは辛い。

だけど、そんな彼を好きになったんだから…


自分に言い聞かせ、美穂とアッキーの所へ行き列に並んだ。





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