金髪の君*完結


見上げていた彼の顔が近づいて来る…
色っぽい心に意識が奪われていると



首筋に息がかかり





「ちょ、ちょっと待って!!」





彼を押しどけた。



寸前で逃げられた心は睨んでくる。


「痛いからヤダ…」


睨まれ頭を下げ縮こまる。



縮こまっている私の顎を掴み上げる。


そのまま再び近付く顔…




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