金髪の君*完結


「はいはーい!ストープ!!」


突然現れ、2人を止めたのは一樹。


「はいはぃ、仲がいいのはよくわかったよお二人さん。
銀も朝から手を繋いで登校とはね…そんなに付き合えて嬉しかったんだ、クスッ。」


「なっ!」


顔を赤くする銀。


「羽山さんも、そんな赤い顔して怒っても銀を煽るだけだよ?
それとも、相手してほしくてわざと?」


「−−っつ…」


顔を伏せる美穂。


「はぁーい!
欲求不満の皆さん、解散!!」



一斉に散るクラスメート達。


−−おそるべし、後藤一樹。




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