金髪の君*完結


「彼を見て、懐かしい気持ちと寂しい気持ちが私を襲った。
それに、彼を忘れられない気持ちも。」


ヒクヒクとアッキーの声が耳に入る。


「何度も忘れようと思ったよ。
だけど無理だった。
別れたことを何度も何度も後悔した…」


「ちゃんと心ちゃんに相談して話し合っていれば少しは変わっていたのかもって…
今も彼の隣にいれたのかもしれないって…」


「今でも後悔してる、彼の手を離してしまったことを…」


もう1度アッキーの頭を撫で


「だから、アッキーにはちゃんと話し合って貰いたい。
私みたいに後悔しないで。
一成くんの手を離してしまわないように…」


精一杯のアドバイスを…





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