金髪の君*完結


「あはは、その答えはあの車の助手席を開ければわかるよ。」


一成はベン○の後ろに止めてあるもう1台の車を指差した。

黒のB○Wの車。
窓はフルスモークで中が見えない。


--なんでこんなに高級車が…


呆気に取られるが、車に近付き助手席のドアに手をかける。


緊張で暴れだす心臓。


何があるのかビクビクするが、好奇心もある。


「ふぅ…」


深呼吸をし、慎重にドアを開けた。




「----えっ…」




---パタンッ…



運転席に座る人物を見て静かに開けたドアを閉めた。



< 407 / 858 >

この作品をシェア

pagetop