金髪の君*完結



海に浮かんだまま、心は私の腰を引き寄せた。
密着する体に顔が赤くなる。
心はそのまま顔を近づかせ


「----っ…」





キスをした…





「ちゅっ」とリップ音が耳に聞こえゆっくりと離れて行く顔。


私はキスされた所に手をそっと重ねた。


「とうして…?」


---どうして…


「なんで…?」


---なんで…






















----唇じゃないの…?








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