金髪の君*完結
「おめでた…?」
「そうそう、おめで…た?」
「未来、妊娠したの?
相手はかずくん?」
「に、にん、しん!!!?」
頭を傾け考える未来は私の言葉に大袈裟に驚き顔を赤くした。
「未来妊娠したの?
じゃぁ結婚しようか。」
未来の肩に腕を回し、未来のお腹を摩る一樹に未来は更に顔を赤くして俯いた。
「えっ!えっ!えぇーー!!
おめでた!?じゃなかったおめでとう!!--なの…?」
未来は恥ずかしいのか頭を縦に振った。
未来の隣に立っている一樹が笑顔で
「未来は俺のだからあんま取らないでね。」
甘い言葉をはいた。
---ヤバイ、私が惚れそう…