金髪の君*完結



数十分が経ち、病院の前に止めたタクシーから勢いよく飛び出した私は、中央入口に入り


「どこ!?」


辺りを見回した。


中央総合病院は県で一番大きな病院で、入口から入った私を待ち構えていたのは、沢山のソファーや椅子。
ホテルのロビーと間違えそうな程の作りになっている。


一瞬、躊躇したがすぐに受付へ向かった--…
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