金髪の君*完結



「ねぇ、なんで○ィズニーランドはダメなの?
前に行った時、つまらなかった?」


車が発車して30分が経ち、気になっていたことを聞いた私に


「ぜってぇ○ィズニーランドは呪われてる。」


心は意味が分からない答えを返した。


「ベッドかもしんねぇ。」


「へ?ベッド!?」


「いや、もしかしたら両方呪われてる--「ちょっ、ちょっと待って!!」」


会話を遮った私に「あ?」っと不機嫌な声を出す心。


「呪われてるってなんのこと?」


「あぁ…、こっちの話だ。」


「……」


結局"呪い"のことが分からないまま会話は終わった--…


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