金髪の君*完結
彼との出会いを思い出していると
−−−−ガラッ…
「葵ー!!」
保健室のドアが開き、美穂が勢いよく入ってきた。
「失礼します。
美穂ちゃん、ダメだよ!静かにしなきゃ…」
そのあとに続きアッキーが入ってくる。
「あーおーいー」
カーテンが開き、美穂が顔を覗かせる。
「あっ…おはよう?」
「おはよー!よく寝れた??」
「うん、ありがとう。」
「美穂ちゃん、静かに!」
アッキーが美穂の隣に立ち注意する。
「葵ちゃん、体調…どう?」
美穂が静かになったのを確認してからベッドにいる私を見る。