金髪の君*完結
毎日、教室に寄るようになった銀。
教室に寄り付かなくなった心と一樹。
彼等の日常を変えたのはきっと私。
私が編入してきたからだ…
罪悪感が押し寄せてくる。
心にモヤモヤと黒い霧が覆う。
心にあるポッカリ空いた穴。
モヤモヤと覆う黒い霧。
どうしようも出来なくて気づかない振りをする。
そして毎日、何事もなく1日を過ごす。
それが私の日常…
彼から…
彼が私に向ける瞳から逃げているだけ…
だって、私は
逃げることしかできない弱い人間だから…