恋の方程式
「だよねぇ~!!」
私と美香リンは爆笑した。
美香リンと仲良くなってまだ3ヶ月ぐらいしか経ってないのに二人は息ぴったり♪
やっぱり友は持つものだよ~
「そーいえばさ、」
「うん?何?」
「夏講中の英語は清川先生なんでしょ?」
「あーそういやぁそうだね。」
「数学の先生誰?」
「・・・知らない。」
(普段数学担当の清川先生が英語担当・・・)
疑問に思っていた私と美香リンは、
聞きに行くために職員室へと向かった。
「清川先生~?」
「ん?何だ?」
「夏講の数学担当の先生って誰なんですか?」
「んーとな・・・」
幸い野木先生は小学生の授業で職員室にはいなかった。
「カッコイイ先生だな。」
「えー人名で答えてくださいよ!」
「ま、楽しみにしとけ。」
「ちえっ。」
これ以上つきとめようとしても清川先生は多分言わないと察したので
私たち二人は部屋へと戻った。
「誰だろ・・・」
「井出先生?」
「いや、違うでしょ。」
「平?」
「ナイナイナイナイ!」
「う~ん」
「あぁぁぁぁぁ!」
「どうしたのナッピー!」
分かった・・・
数学担当の先生・・・
「美香リン!」
「なっ・・・何!?」
「・・・数学・・・」
「・・・・?」
「清川先生なんじゃない!?」
「ええ!?英語も清川先生なのに!」
「だって清川先生自分のことカッコイイって言ってるジャン!」
「まぁそうだけど・・・」