恋の方程式
~IN職員室~
「・・・って言われていますよ。清川先生。」
「まったく・・・萩原のヤツ・・・」
「ははは。」
「授業で覚えてろよ・・・」
「あんまりいじめたらんでください。」
「またそうやって先生は甘やかして・・・」
「いえ、私がいじめてるんですよ。」
「はい?」
「いや、あんまり面白い反応をするんで。」
「はぁ・・・」
「俺も萩原のとこの授業楽しみにしてるんです。」
「あのクラスはうるさいですよ~」
「なら黙らせます。」
「それなら俺の授業の前に数学やっていただければいいのに~」
「いや、清川先生の英語の後だからこそいいんですよ。」
「?」
「いや、あんまり深く考えんで下さい。」
「そうですか。」
「はい。」
「それじゃあ夏講から数学担当よろしくお願いしますね。」
「野木先生」