君に…
体育祭
あれからあたしは雅玖への気持ち
を誰にも話せずにいた。

だって話せるわけがない…。



今日は体育祭。

雅玖とあたしのクラスは二組と
三組なので応援席は隣同士。

あたしの目線はがんばってる
クラスの人じゃなくて
ただ一人、雅玖だけを追っていた。



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