君に…
雅玖の私服初めて見た。

めっちゃ…カッコイイ。

「何見てんだよ山内?」

『だって雅玖の私服姿初めて見た』

「そうか?カッコイイだろ」

『うん…格好がね』

また素直じゃないあたし。

「はいはい」

呆れて雅玖は窓のとこに肘をついた。

あたしも肘をついて

『雅玖のマネ』

「ははっ。塾何時に終わんの?」

『21時30分ぐらいだよ』

「ふーん」

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