君に…
「俺も。山内が好きだ」

『嘘…?』

本当なの?

あたしの勘違いじゃなくて
思い過ごしでもなくて
妄想でもなくて

本当に雅玖はあたしを?

「冗談で言えるわけないだろ、こんな事」

『だったら…』

「でも付き合うのは三月まで待って」

そりゃあもう…待つに決まってるじゃん。

やっと両思いになれたんだもん。

『うんっ』


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