君に…
両想いになった今でも素直になれない自分がいた。

「薫行くぞっ」

『えっ?どこに?』

「二人っきりになれるとこ」

『///うん』

赤くなった顔を見られたくなくて俯いていると

ガシっ

雅玖に手を繋がれた。

「ほらっ行くぞ」

そして使われていない教室に着いた。

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