君に…
それからくだらない話をしたり
何回もキスしたり
ふざけあったりしてるうちに
すっかり暗くなっていった。

「んじゃあそろそろ帰るか」

『うん』

立ち上がり、あたしが段差を飛び下りようとしたら
先に下りてた雅玖が

「ん。危ねぇだろ」

手を差し出された。

『雅玖ありがと』

「別にいいって」

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