ご主人様のお気に入り


何かが...口に当たった。


しかし、目の前にある俺様バカ男の顔が......あたしのファーストキスを奪ったことを悟る。



触れるだけのキス。



思わずあたしは俺様バカ男の胸を思いっ切りおした。



ドンッ



事故なのか狙われたのか...。



それはどうでも良かった。




あたしの大事なファーストキスを....こんな...会ったばっかのヤツに....。



それがたまらなかった。



「ありえない...。」



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