ご主人様のお気に入り


周りをキョロキョロ見ていると知らない子ばかりで何だか気になる。


同じ制服着ているから親近感も.....って。
それは当たり前か。


まぁ、後でゆっくり挨拶出来るだろうし、今はDクラス探すかぁ~。


「えーっと?Dクラス...Dクラス....?」



あたしは紙の校内地図に夢中になっていて前から来た人に気がつかなかった。



ドンッ



「ふぉっ?!」


いったー...
鼻打ったぁー(泣)


少し涙目になりながらも赤くなった鼻を抑えぶつかった人に謝ろうと顔を上げた。


「すみま....」



< 8 / 58 >

この作品をシェア

pagetop