秘蜜な2人の35㌢
ハッと我に帰る。
「ストップ!!」
先生を止める。
「この前塾では、先生と生徒だからなって言ったのは先生じゃん!!」
あたしは攻撃をしかけた。
すると先生の腕があたしの腰に回る。
「でもやっぱ、凪沙といると抑えきかねんだよ。周りに人がいるっていうスリル感もあるし。凪沙の甘い声もっと聞きたい。」
鋭い目でそう言われた。
先生の甘い反撃にノックアウトされそうになる。
あたしはその場から逃げるのが賢明だと考えた。
給湯室のドアを開け、
「池上先生ありがとうございました!私は教室に戻りますね!」
周りに聞こえるように
ちょっと大きな声でそう言って教室へ向かった。