秘蜜な2人の35㌢
――――
「・・・・ぎさ!凪沙!」
「・・・・ん?」
「ん?じゃねぇよ、お前また1人の世界入ってただろ??」
「え・・・・いや・・・・」
やばい・・・・先生とドライブ中だってこと
すっかり忘れてた!!
「どーせ元彼のことだろ。」
「え!?なんでわかるの??」
「凪沙の考えてることくらいわかるよ。」
あたしの気持ちなんてお見通しって言ってるようで。
ふっと笑って言った先生の横顔はすごくかっこよくて・・・・
「そういえば前、彼氏がいるって俺にバレて
すっげ―動揺したことあったよな。」
「なんで覚えてんのよ!ってか気づいてたの!?」
「凪沙が俺のこと好きってことくらい気づいてたよ。」
うそ・・・・そこまで気づいてたの?
・・・・絶対気づかれてないって思ってた。