―百合色―
俺達はいつもいた。
タクミ、疾風、亮、俺。
いつも屋上にいた。
『疾風ってまだゆかと付き合ってんの?』
『当たり前だろ!もうラブラブだっつの!』
『ふ~ん』
最近、俺達4人が並んで校舎を歩いていると、必ず誰かが声をかけてくる。
それは全て女で、
全て後輩だった。
なんか俺達は有名らしい。
よくわからないが。
俺達が昼休み、中庭で話していると、数人の後輩が俺達に向かって歩いてきた。
『あの…』
その子達は、手紙を持っていて、俺達に渡してきた。
『はい?』
タクミは一枚もらったようだ。
タクミに差し出した人は、髪の毛がクルクルに巻かれていて、すごく小さく、
とても可愛い女の子だった。
タクミはあんまり女の子には興味なかったが、一応手紙を受け取っていた。
タクミ、疾風、亮、俺。
いつも屋上にいた。
『疾風ってまだゆかと付き合ってんの?』
『当たり前だろ!もうラブラブだっつの!』
『ふ~ん』
最近、俺達4人が並んで校舎を歩いていると、必ず誰かが声をかけてくる。
それは全て女で、
全て後輩だった。
なんか俺達は有名らしい。
よくわからないが。
俺達が昼休み、中庭で話していると、数人の後輩が俺達に向かって歩いてきた。
『あの…』
その子達は、手紙を持っていて、俺達に渡してきた。
『はい?』
タクミは一枚もらったようだ。
タクミに差し出した人は、髪の毛がクルクルに巻かれていて、すごく小さく、
とても可愛い女の子だった。
タクミはあんまり女の子には興味なかったが、一応手紙を受け取っていた。