スケッチブック【完】~対立した二人の過去~
――絵画展覧会の会場
「ふわぁ~!
すっご~い!!」
その大声に、館内にいる人全員の冷たい視線を受ける。
慌ててあたしは、知那に静かにするように言う。
「知那!
し~!!」
「あっ
ごめん…」
あたしたちは、絵画展覧会の会場に着き
館内を回っている。
さっき知那が声を出したのは
この展覧会のメインともいえる【家族】の絵をみたから。
でも…
知那みたいに声には出さないけど
この絵はすごい。
タッチとかもなんだけど……
とても、暖かい絵…。
見てるこっちが幸せになれそう。
そう思わせる出来だった。
「ふわぁ~!
すっご~い!!」
その大声に、館内にいる人全員の冷たい視線を受ける。
慌ててあたしは、知那に静かにするように言う。
「知那!
し~!!」
「あっ
ごめん…」
あたしたちは、絵画展覧会の会場に着き
館内を回っている。
さっき知那が声を出したのは
この展覧会のメインともいえる【家族】の絵をみたから。
でも…
知那みたいに声には出さないけど
この絵はすごい。
タッチとかもなんだけど……
とても、暖かい絵…。
見てるこっちが幸せになれそう。
そう思わせる出来だった。