本当の愛

私は席につきボーッとしていた

先生が何か話しているけど聞く気もないし


その時ふと気付いた


「せんせーっ!!!」


ガタッといすをひき大声で叫びながら手を挙げ立った


「なんだ、西野…」


先生はかなり驚いたのか心臓に手をあてキョドってる


まぁ、しょーがないよ
来年定年らしいし(笑


「この席誰??」


私は隣の空席を指さし言った


「あー…そこは高山だ
多分部活の時間になったら来るんじゃないか??
去年から授業には出ないやつだったし」


「ふーん…」


【高山】ねぇ…


聞いたことある気もしなくもない


ま、いーや
私には関係ないし


そのあとはずーっと寝てた


先生の話が終わりみんなの帰りの支度のガタガタ音で目が覚めた
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