Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
だけど今は目を閉じたら最後、3限目寝過ごした!…なんて、シャレにもなんない。
『日向来てんのかなぁ?』
本気で寝てしまいそうな危機感に苛まれて、上半身を起こしたあたしは、屋上の入口の屋根に目をやり少し笑った。
ロフト状になってるそれは、梯子で上に登る事が出来て、いつの間にか日向の居眠り場となっていた。
あたしも授業をサボった時は、このロフトで日向と居眠りしてるか、ひなたぼっこしたりしている。