Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






『つまり、イチは強力な霊感の持ち主って事やんな?』


「うん」


非現実的な内容に興奮したあたしは、上体を前のめりに持っていくが、壱夜は至って冷静。


「珍しい事でも無いんじゃね?」


そう言って寝転んでしまうんだから、あたしの上体はもっと前へと傾いた。


『何で?珍しいやん!』


食い入るように壱夜を見つめながら、目を細めて笑う。


それに対して壱夜も「そうか」と、ふんわり笑い返した。







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