Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






『あほちゃうん?』


ブロッコリーに罵り続ける日向を、そう小バカにして笑うと、


「お前が食えや」


『はぁ!?』


背後から首に腕を回した日向は、グッとあたしを引き寄せた。


日向の腕に捕まり逃げられないあたしの唇に、ブロッコリーが当てられる。


意地でも口を開けないと決めたあたしは、グッと唇に力を入れた。







< 116 / 841 >

この作品をシェア

pagetop