Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
どうして人はこう直ぐに、惚れただの、惚れてないだの、そんな話しに結べたがるんだろう。
『何ゆーてんの。そんな訳無いやんか、日向もかっこええで?』
呆れながら日向に視線を向けると、何やら彼は自分のピアスを外していて…
不思議に思って首を傾げていたら、不意に日向の手があたしの耳元に伸びて来た。
暫くじっとしていると日向の手が離れ、耳を触るとあたしの物じゃないピアスが付けられていた。