Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
暫くするとゴロゴロと激しい音が聞こえ、軽い地響きが家を揺らす。
……もう嫌やぁ。
既に半泣き状態のあたしは、クッションに顔を埋めると出来るだけ小さく丸まった。
この世で雷とゴキブリだけは、どうしても好きになれそうに無い。
昔からそうだった。
人間、嫌いな物はどうにか出来るだろうけれど、苦手な物をどうにかしろと言われても出来そうに無い。
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