Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






気がつくと、震える手に涙が落ちていた。


今まで、家族なんか面倒臭いって…そう思ってたのに。


今は、恋しくて仕方が無い。


『日向…日向に会いたい』


こんな状況で、もう自分が何をしたいのかなんて…分からへんけど。


とにかく雷が怖くて、あたしの事が見える日向にめっちゃ会いたくなった。


日向…会いたい。


強く、そう望んだ時だった。






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