Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
『あれ……?』
体がまるで一回転でもしたような感覚に襲われて、一瞬目眩でも起こしたのかと思った…けど、違った。
直ぐに目の前が真っ暗になって、あたしの視界は奪われた。
ふわりと体が浮いた感覚は戻りそうに無くて、不思議な空間の中、やっぱりあたしは一人。
でも、そう思っているうちに直ぐに視界が開け、そんなあたしの目の前にいたのは…
『日向……?』
「ひ、陽菜ぁ!?」
…紛れも無く、日向だった。