Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
うぅ…雷の意地悪!!
そう言ってやりたいけれど、生憎あたしにはそんな余裕も無い。
びくびく震えながら日向の腰に手を回してしがみついていると、頭上から吹き出す声が聞こえた。
「ぷ…あははっ!」
明らかに笑っている日向に、今すぐ殴りたい衝動に駆られる。
「お前さぁ、いくら幼なじみと言えど、これはあかんのちゃう?」
からかうようなその声に、仕方が無いって思った。