Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






『なっ…!』


思考回路がプツンと切れて、目を見開き停止する。


いきなり現れた黒髪の彼に、日向と壱夜の驚いた声だけがかろうじて分かった。


頭が混乱する。


うちの体を支えている、この彼は――――…


『あんた…だ、だ、誰!?』


やっと働き出した頭が猛スピードで回り出し、勢い良く離れたあたしにクスクスと笑う彼。






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