Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
あたしの事なんて放置で、指を差しながら叫び続ける日向に、思わず殴りたい衝動に駆られる。
『もぅ何なんよ!』
あたしは叫ぶと、日向にグイッと顔を近づけた。
…と、同時に日向は驚いて少し後ずさる。
どうにも様子がおかしい日向を怪訝な目つきで眺めてみても、どうしてなのかが分からない。
ここ数日の記憶を辿ってみるけども、あたしが何かをした覚えはない。
それどころか、ここ三日辺りの自分の記憶が無いことに気がついた。