Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






教室に戻ると、もう皆はとっくに席に着いていた。


教卓の前では浜崎が呆れたようにこっちを見ていて、


「ほんまお前等はマイペースやなぁ。はよ席に着け〜」


欝陶しそうに金髪を手で乱す日向と、さっさと席に着こうとする壱夜に言った。


『何かあいつ等二人が混じっただけで、えらい教室華やぐなぁ』


『だって二人とも、髪の色凄いもん』







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