Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






―――そう思ったのは、日向が胸のシャツをシワが出来るほど強く握って、軽く俯いていたからだった。


熱心に続ける浜崎の話はそろそろ終わりのようで…


「夏休み明けにお前達の元気な姿を見せ―――…」


「でもさぁ〜」


そんな浜崎の声を小さく遮ったのは、日向の一つ前に座るギャルっぽい女の子だった。






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