Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
☆灼熱の太陽
『やっばぁい!めっちゃ綺麗っ!!』
どこまでも広がる広い海、限りないほどの青い空。
余りにも綺麗なその光景に、あたしは叫んでいた。
横にいる日向が呆れたように笑うと、金色の髪が太陽に反射する。
『海とか俺、めっちゃ久しぶりやねんけどー!!』
『やばいなぁ、疾風ぇ!』
興奮しながら話すあたしと疾風に「元気すぎだろ」って壱夜が笑うと、潮風があたし達を包んだ。