Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
☆幽霊少女陽菜ちゃん
「お前……死んだんや」
何度も何度も、日向の言葉が脳内で繰り返される。
特別難しい単語ではないけれど、あたしを動揺させるのには充分だった。
いや、あたしでなくても動揺するのは当たり前で…
そんな時、やっぱり返せるのは『は?』の一言だった。
「だから陽菜……お前は死んだんや」
『え、何アホな事言って…』
意味が分からない。
…と言うか、分かりたくない。