Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






――――――――――…☆


…と、まぁこんな経由で今に至る。


目の前に広がる海から聞こえる波の音は、まるであたしを呼んでるみたいで飛び込みたくなる。


波打ち際に腰を下ろしてさざ波の音に耳を澄ましていると、隣で誰かが座る気配を感じた。


『…あれ、壱夜と疾風は?』


閉じていた瞼を開いて隣を見ると、片膝を立てて豪快に座っている日向が目に映る。


「パラソル借りに行ったわ」


『そうなんや』


視線を海に戻しキラキラ輝く水面を見つめ、ふと思った。








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