Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






『じゃあ、あたしが幽霊やって言うん?』


「俺に分かると思うか?」


『……だって』


分からへんねんもん。


仮に死んでいたとしても、自分がどうしてここにいるのか。


あたしは日向の手と自分の手の平を重ね合わせると、


『幽霊やとしても…何で日向に触れれんの?』


目線を上げ、日向を見つめながら問い掛けた。






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