Heavenly sky-あたしと君に残された日々-




家に着いて日向が電話すると直ぐに来た救急車。


頭が痛くなるくらい泣いたせいか嗚咽の止まらないあたしは、茫然と日向の手を握っていて。


タンカーで運ばれるお母さんに続き救急車に乗り込むと、泣きつかれたあたしに日向が肩を貸してくれた。


…ほんまに日向がおってくれて良かった。


ほっとすると急に睡魔に襲われて、目を閉じそうになる。


景色が変わって救急車が停まると、お母さんは直ぐに病院へと運ばれた。




< 286 / 841 >

この作品をシェア

pagetop