Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
あたしの目に映った“それ”は、余りにも残酷で……嘘では無いと、静かに語っていた。
遺影の中で笑っているのは確かにあたしで、
『……っ…』
やっと、自分は死んでしまったんだと確信した。
虚しい気持ちなのか、やる瀬ない気持ちなのか…それとも悲しいのか、よく分かんない感情が胸の中に押し寄せる。
…日向は、嘘なんかついてへんかった。
『ははっ…』
渇いた笑みが洩れる。